夏期講習:普通科小学生

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小5での文章題、小6での「割合」「速さ」などの文章題で皆さんつまづきます。

 

通常授業期間の土曜日(17:00~19:10)に行われている無料自立学習で勉強に来ている生徒さんも、ほとんどが塾の文章題の宿題を質問されます。一つ一つ塾で頑張って解いています。

小5からは、本格的に小数・分数が出てくるため、答えが「1以下の場合が出てきます。

ここが大きな問題になっています。

それまでは答えが「割り切れない」「1以下になる」ことがなかったため、答えがそうなれば=間違っている=だから「掛け算!」「割り算!」のように、なぜそうなるのか、どういう時は「掛け算」で、どういう場合は「割り算」なのかが理解できていなくても進んでこれました。

 

しかし小5の文章題あたりから、そうはいかなくなってきます。

出てきた答えが1以下の場合や、分数になるため「正しいのか正しくないのか」判断がつかなくなっているため、間違いが連続で発生したり、適当に掛け算で式を立て、バツがついて間違っている事がわかったら逆の割り算にすればいいなど根本的に理解していないケースが目立ちます。

 

こうした生徒さんに時間があれば「中学受験で使用する図・絵にかいて指導する」事を心がけております。今何を求めているのか、「お父さんの体重?」それとも「お母さん?」あるいは「お父さんと自分の体重の差?」など、図や絵を書くことができるようになると、数量の大小や、今何をしていて、どこの数字が出ているのかが分かるようになります。計算は+-×÷しかありません。あてずっぽで適当に解かないよう指導を強化しております。

 

また、少し文章題が苦手な生徒さんの場合はとにかく「1つのパターン」「同じパターンで解く」ことを指導します。飲み込みが早い生徒さんは速さの公式を全3パターン教えても、すぐに暗記し使いこなせます。しかし、勉強が少し苦手な生徒さんに同じように3つの公式を教えると、公式が混ざってしまい無茶苦茶になります。混乱したら「よりシンプルに」「同じ形で」が基本です。

 

カーブもシュートもスライダーも、すらっと打てるのならば問題なしです。しかし、どれも打てないのならば、まずは「カーブは打てるように」など練習を絞り込むべきです。「あれもこれも」ではなく「一つずつ得意なパターンをつくっていく」事が勉強でも大切だと考えます。

 

夏休みは1年で最も学習時間が取れる期間です。

夏期講習の小5・小6の算数は、村山が担当しております。生徒さんのレベルを見ながら多すぎず、しかし要所要所で難しい文章題に挑戦させています。「式を書く事」「難しい問題は図に書いて頭を整理すること」そして、解答を渡さず(講習会後半ではお渡しいたします)本当に自分で解けるようになるまで、頑張れる子に育てるべく、指導を行っております。まだまだ夏は始まったばかりです。夏期講習のテキスト→復習プリント(基礎の確認)→応用プリントと3冊分のテキストを仕上げられるよう頑張っています。

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