受験校決定の面談が進んでおります。
(面談がまだの場合は、くずは本校:野川もしくは村山までよろしくお願いいたします)
今年も出願の時期がやってまいりました。
12月中頃から遅くとも、1月始めには出願です。関西の統一日程は1月13日スタートという事になります。
昔であれば、奈良の入試日程が違っているなど、日程違いを利用して、様々な難関校の受験が可能でしたが、現在は、ほとんどの私立さんが統一日程(今回は1月13日)を初日として受験がスタートいたします。
もちろん14日、15日・・・とB日程(二次)などの名前で入試は続いていきますが、やはり、初日(13日)が圧倒的に合格しやすく、B日程以降の入試は偏差値的に5程度上昇してしまいます。
「関西の中学受験は短期決戦」とよく言われますが、あっという間に3日~5日程度の間で終わってしまいます。
大切な受験校決定の最終面談がスタートしております。
冬期講習で実力を開花させる生徒さんもいらっしゃるので、本当にギリギリのラインでどちらの学校を13日受験するのか悩んでいるのであれば「W出願」と言われる、両方の中学校に出願しておき、1月10日前後までの力をみて、当日どちらの中学校の受験にするか決めるという方もいらっしゃいます(この場合、もう1校の受験が午後入試というようなことがない限り受験料が1校分無駄になります)。
過去の生徒さんでいいますと「同志社女子か立命館宇治中学校で悩んでいる」という方がいました。この方の場合は、出願締め切りまでに同志社女子と決定し、過去問題でも合格が出ていたためW出願にはなりませんでしたが、もつれにもつれた場合は「より安全な受験校の決定」が年越しする場合も考えられます(願書の締め切りがあるので、出願しておかないと受験できません)。
↑↑W出願はあくまでも苦肉の策です。
そうならないよう、塾としては対応できるように準備しますが、やはり、入試に絶対はなく、保護者や本人さんの心情からすると「1点でもより安全な方で受験したい」という場合も考えられ、そのような場合ご提案させていただきます。
模試による偏差値はあくまでも「模試」の結果です。
「たかが模試、されど模試」と塾業界では言われますが、模試の成績が悪くとも合格させるテクニックがあります。模試でいくら偏差値が高くとも、志望校の傾向に合わせた対策をとらないと足元をすくわれるケースが多発します。
そして、同程度の偏差値の学校の過去問題をさせてみると、常にA中学は合格しB中学は合格しないというような相性の問題も発生いたします。注意が必要です。
ここで決めた受験校に対する最後の追い込みを冬期講習で行うとともに、「併願先であるおさえの学校(第一志望の中学校が不合格の場合に進学を考えている学校)」の情報を聞かせて頂き、受験日程を作成いたします。
合格を目指し、講師一同一丸となって指導に邁進してまいります。
受験まであと少しです。よろしくお願いいたします。