絵本を無料にしたら、皆、本を買わなくなって業界がつぶれるやん。。。と大ブーイングを受けた西野さん。
しかし、絵本は子供への読み聞かせで使う大切な1冊だから、失敗が許されない→だからお母さんたちは本屋で内容をみて、素晴らしい!と思った本を実際に買って手元に置いておく。
なので、中身を見れることと、実物を所有しておく意味が全く違うので「どーぞ、どーぞ」と絵本の内容すべてを無料公開してしまいました。すごいですね。視点の違うこういう人が天才なんだと思います。(事実、西野さんのえんとつ町のプペルは、無料にしてから売り上げを上げています)
※学志館でも実物を購入しました(サイン入りでくずは本校に置いてあります)。
塾業界も、映像授業が無料や低価格になろうとしていますが、僕は最初から、映像授業は無料のフォローだと思っています。欠席した時なんかに、授業が受けられないのはかわいそうだし、かといってクラス授業を休んだ1名のためにもう一度同じ授業を行うという事はできないので、「映像授業を見て学習内容を確認しておこうね」という程度のものと思っています(学志館では、先生のいる振替授業がありますよ)。
実際の人間に、映像(ビデオ)が勝つんなら、「その人いらんやん」と思っています。(その人一人が直接指導できる生徒数には限界があるので、映像授業で分身の術!というのは、高い価値がより広まっているのでありだと思います)
どんなにCDを聞いても、ミュージックビデオをみても、ライブに足を運び、本人に会いたいと思うのも、そうですし、
相当な時間をかけないと塾へ通えない生徒や、引っ越してしまいどうしても「この先生に教えてもらいたい」というようなことがない限り、「塾へきて先生の生の授業を受けたい」と思ってもらえないのであれば、塾の存在意味がないと感じます(その時どうしても病気などで来れなかったフォローとして、映像を撮っておき、家で見れるというのはありがたいとは思います)。
学志館でも、映像授業を導入していますが、それはあくまでも、
忘れてしまい、同じ内容を先生に質問するのは億劫だ→そのまま放置してしまうという事が無いよう、映像授業で自由にもう一度確認することができる。
授業を休んだ際、振替授業を行っているが、その時の日時が合わず、どうしようもないときに映像授業を見てもらう。
そんな、二次的、三次的な「人の方が良いけど、どうしようもないケース」のために準備しています。
というより、
高校生で意識が高い生徒さんぐらいしか「身につくレベルで映像授業を視聴できる生徒は、そうそういない」と僕は思っています。
写真や映像が、実物に勝つ時代が来るのか?
と怖くなるぐらい進歩が著しいですが、それでも「10年後にはなくなる仕事」なんて言われない、「その人が存在する意味のある仕事」をしたいと思っていますし、
やっぱ、学志館って良かったよね。
そう言ってもらえる塾・教室になるよう、さらに頑張ってまいります。温かみや、つながり、絆は「ビデオ見る方が効率的!」では決して得られないものですし、実際の塾へ通う意味は「一人では得られないもの」「家で自分一人で勉強していたんでは得られないもの」を得るため=仲間と、塾の講師との時間共有のために通っていると思っています。映像が、ピンポイントで、その子のために手を打って人生を変える事はありません(同じ内容を流しているだけです)が、人は違います。
学びを志す心を育て、君の人生を変える!
ことが、その場でできます。
人生を生きる意味も、仕事がうまくいっているのも、学校に行こうと思うのも、(今の段階では)ほとんど「人」との関わりがあるからです。
・・・・そうか、N高等学校というネット上で、家で学習できる高校もあるし、塾にも通わずネット上で勉強もできるし、職場に行かなくても仕事ができる時代になってきてるな。。。。。
でも、昭和44年生まれの僕にとっては、ちょっと理解しがたいな。。。。やっぱり人でしょう。