昨日も中3生の三者面談(お母さま、本人、村山)でした。
ここ最近毎日のように、三者面談です。
(そこで、授業外の日は、環境と気分を変えたほうが本人のためにもいいという判断になり、美咲校で自主勉強を頑張ることが決定しました)
保護者の方は「お時間をとっていただいて。。。」と恐縮されるのですが、こちらとしてはありがたい限りです。
というのも、やはり受験を「お子様だけのもの」とするのではなく、できることなら、保護者の方も塾で一緒に「決断する」ほうが良いと思います。一部、面談で保護者の方がいると、全く話が進まなくなるぐらい反抗期の時期に突入している時もあります。その場合は、こちらで本人さんにお話しますので、その前に保護者様から
「家庭ではどういう話になっている」
「両親としては、こう思っている」
という内容を聞かせて頂くと、お子様ともお話がしやすいです。
特に、中学3年生にもなると、
「親に迷惑をかけたくない。(大阪府は)私立無償化とかいってるけど、やはりお金もかかるし、兄弟姉妹が下にいると、やっぱ公立だろう。そうすると、不合格になる訳にはいかないので安全な公立高校を」という考えに至ります。
そこに、勉強に対する不安等が重なって「行ける高校でいい」「学校の先生がここにしておけって言った」など言ってしまうようです。
それを見た保護者は「全力を尽くしていない。頑張っていない」という事になります。クラブもなくなり早く帰ってきているのにテレビでも見ていようものなら、必然、「勉強しろしろ」言う事になり、お子さんはどんどん反抗していきます。
お子様は不安に押しつぶされそうになりながら、(口には出さないのですが)実はお金のことをかなり心配されているケースが多いです。
こうした場合、保護者の方の本当のところ(公立高校を、行きたい学校への挑戦校とするのであれば、不合格の場合私立に行かせるおつもりがあるのか、塾としては確認しておかなければなりません)を聞いておき、お子様の不安を取り除き勉強に邁進できるよう面談を行うこととなります。
「勉強していなくて。。。」
と保護者の方が言われるお子様でも、みんな「どうやったら成績上がりますか?」「頑張っても難しくてわからないんです」「苦手な科目をどうしても放っておいてしまって。。。」など素直に話してくれます。
じゃあ、こうしよう。ああしてみようと一緒に決め、ガチっと学力が定着していく様子があるか1週間程度見ます。
そこで修正が必要か、うわっ滑りをしていて結果が出なさそうか判断します。
必要であれば修正を加え、次の一手をうちます。
質問をガンガンできる子もいればできない子もいます。
暗記が得意な子もいれば不得意な子もいます。
先生に管理されるのが嫌な子もいれば、管理されないとできないという子もいます。
顔や性格が違うように、お子さまを伸ばすツボは、一人一人違いますし、違って当り前です。一人一人に合わせるためにも面談で意思確認が必要です。
そして、この時期の受験追い込み期に入ると、「悩む」「不安」「不得意」なことの克服は、時間がかかりすぎ得策ではないケースが目立ちます(もちろん時と場合、人によります。必要に応じて変更します)。無駄に時間が過ぎてしまいます。
得意な事、さらに伸ばせること、やっていて結果が出るという充実感がある事を重視します。しかし、決して楽しようという気持ちではなく、逃げようとしない事が求められます。
そのあたりの事を、受験が近づいてきたこの時期ぐらいから、「保護者の方は本人のためと思って言っているのだけれど、お子様のやる気を削いでしまう」
お子様は「やらなければいけないと思いつつ、反抗したり、悪態をつくような言動をくりかえす」というケースが、多かれ少なかれ見受けられます。
こんな時は、是非、校長以上の担当者との面談をお申し込みください。三者面談が有効です。(お子様の授業終わりなどで組むことも可能かと思います。各校舎にてご相談ください。)
村山との面談をご希望の場合は、くずは本校・美咲校どちらででも対応いたします。よろしくお願いいたします。