みんな頑張りました。
中学受験クラスは、月例のやり直し会で新しい試みに挑戦しました。
いつもは、
わからない問題を教えてもらうやり直し会なのですが、
今回は趣向を変えて、
時間を決めて再テストをして、前のテストと比較してどれだけできるようになったのか調べる!
としました。
今までは、教えてもらい、できるようにする。
それだけでした。
教えてもらうことは大切だけれども、「本当にできるようになったのか」を調べる事は時間的にできませんでした。
そこで思い切って、
「◯分後にはテスト!それまでに覚えたり先生に質問して教えてもらったり、解答から自分が理解していなかったことを紐解いたりして、できるようにしなさい。
わかったけど、できるようになったか分からない満足感よりも、
本当にできるようにしよう!」
としました。
というのもその前日に、そうやったらみんなできるようになることを僕は分かっていましたし、(土曜の授業で行なった学習法で、正に全員が結果を出してくれていたからです)
生徒さんも
「えへ」と笑って、実は分かっていたんです。
たった40分程度で50点満点のテストで45点や48点、満点などが続出し、どんどん仕上げてできるようにしてくれました。
「あのな。わかってたよ。やったらできるのに、やらず、こうやってテストで本気を調べたら、
速攻でできるようにする」
君たちは、本当はやったらできるし、
なのに、サボろうとする。
それも全部わかった上で、
こうやったら頑張ってくれるってわかってたよ。
みんなニヤッと笑っていました。
この子達は頑張れる。
そして、でも弱いから逃げる。でも、ちゃんと「頑張れって」と言って頑張らせたら、やってくれて、
実はできる。
これって、この子達の問題ではなくて、させる側の先生の問題ではないだろうか。(これからも続けてまいります)
凄かった。本当にみんな頑張ったし、
実際に点数を上げるやり直しができたし、
教えてもらって満足というような低レベルな形だけの勉強じゃなくて、
本当に自分で5点、10点、15点上げる努力をしたり、どの問題をできるようにして点数を上げるべきか考えるようになったし、
どの問題ならやればできるのか?
ということを意識できたやり直し会になりました。
頑張った。本当に頑張った。
中学生のテスト対策に参加した子達も頑張ってました。こうした、つらいけれども本物の努力を続け、そして
「あ、こんな努力を続けていたら成績上がるかも」と実感できる勉強会になったと思います。
お子様に聞いてみてください。
今日、やり直しで点数上がった?と。
皆自信満々に15点上がった。
など答えてくれると思います。
そしてそれは、その時のやり直しによる一時的なものです、それは重々わかりながら、
頑張ったね。
と言ってあげてください。
そして、その努力を続けなさいと言ってあげてください。
その先に、本当の実力アップが待っていますし、正しい努力は裏切りません。
最近、村山は本校にびっしりと入り、ものすごく楽しいです。子供たちが頑張って勉強してくれ、本当にみんなのやる気が変わってきたのがわかります。
勉強は辛いもの、嫌なもの。
それもわかりますが、こうした努力が続けられれば未来が変わると思います。そして、嫌なものは世の中にごまんとあるけど、(全てとは言わないけど)そこから逃げずに、未来を変える努力ができる。
今日、村山と宮城と、朝から頑張った青木と、昼から駆けつけた田中と、忙しい中、僕もと言って駆けつけてくれた野口とともに、みんな頑張りました。
明日は休校日ですが、火曜日から、また頑張ります。よろしくお願いいたします。