塾内で、まさに粘り強く変わられた中学2年生がいます。
以前もブログに書いた「暗記を頑張って中間テストの社会科で80点以上を取った」生徒さんです。
以前だと、「暗記嫌い」「やりたくない」「すぐ忘れるもん」と言っていて、今もそれはちょくちょく出るには出るのですが、正に「一皮むけた」と表現していいぐらい、粘り強く勉強と向き合えています。
社会だけに限らず、他の暗記科目の努力もできています。
文章題や応用問題にまで、粘り強く挑戦できるようになってきました。
そんな彼女のすばらしさは、「私って、天才やねん」と笑顔で言えるところです。本当に明るく、自らのことを「頑張れる」と口にできるようになってきたことも素晴らしいと感じます。
勉強に必要なのは、「前向きに勉強と向き合えるかどうか」です。
最初は誰にとっても「いやな勉強」を塾で無理やり勉強させられ頑張ることで、「しかたないなぁ。。。やるか。。。」というスタートを切ります。
この時はまだ、「やらされている勉強」です。
それを続けて、少しずつ結果が出てくると楽しくなってきます。質問したり、考えたりする問題にも粘り強くあたれるようになります。
まずは、塾に来る事。
皆で頑張っているうちに、光が見えてきます。
一つ下の中1女子が、「私暗記嫌い」「苦手」「すぐ忘れる!」と悩んでいました。
「おい。じゃあ、暗記で結果出した大先輩に意見聞いてみようか?」と言って、結果を出した中2生を連れてくると、もう満面の笑みでした。
「暗記やろ?やったらできるし。私も最初は不得意やったけど、できるって」
笑顔で、後輩を励ましてくれていました。(学校は全く違いますが)
当然塾としては、苦手に思っている中1女子に「小さく始める事=10問からスタートしようか」と言うと、「10問も無理。。。5問から頑張る!」となりましたが、不得意なことは「ハードルを低く、得意な事のハードルを物凄く上げるのが結果を出す方法」です。「寝る前に5問覚える事」「朝起きたら、その5問を復習する事」「休憩時間や学校、塾の行き帰りなど、隙間時間で3問とか覚える事」
そして苦手意識のあった暗記を、隙間時間に短くちょっとずつ頑張ることで、「あれ?ちょっと覚えてるかも?」につなげる事を教えました。
こんな小さいけれども前向きな雰囲気が、今の学志館です。
この輪が広がるよう、どんどん「やればできる暗記から逃げず、粘り強く学習ができ」それでいて「暗記だけではどうしようもない実力問題に粘り強く挑戦できる」生徒さんとなるよう、指導してまいります。
戦いの結果を左右するのは、多くの場合「粘り強さ」だそうです。
粘り強さがないから困っているんじゃないですか。。。という声が聞こえてきそうですが、①塾へ来て、一緒に勉強する事②そこで、「塾で勉強しても家でやるのと一緒」なんていう言い訳や逃げの言葉を言わずに、勉強と向き合う事③ただうめるだけの勉強ではなくアウトプットを意識した「マイナス2問特訓」へと学習を進める事です。
どんどんマイナス2問特訓にはまる子が続出し、ちゃんとやってくれた子から結果を出してくれています。粘り強く一緒に頑張ろうね。