クイズ王で、東大理三に司法試験合格、英検、数検1級の彼のスマートな勉強法が知りたくて読んでみました。
今年の2月ぐらいだったでしょうか?
どこかのクイズ王決定戦を見、「この子はとんでもなく勉強ができる子特有の気持ち悪さがなく、バランスがいい、スマートだ」そして「ものすごく本物だ」と感じていたのですが、その子が本を出していました。
ちょっと彼の頭の中を覗いてみたくなりました。
読んだ感想は、「完璧です」
正に勉強ができる子が考える最高の効率化や、ミスをなくす方法論、考え方が無駄なく書かれていますし、僕たちが日々、こうした方がいいよと思う最善策がオンパレードで載っています。
そして本書でも、
完璧だからと言って、それが万人に合うとは限らないし、全てを実行する必要もない。
と書いてあります。
僕もその通りだと思います。
でも正しい勉強法、効率のいい勉強法が確かにある事。
それを目指すべきだけど、杓子定規に捉えて、身動きが取れなくなるんじゃなくて、やれることからやっていこうというのが大事だと思います。
方法論は、入試制度が変わると作戦も変わりますし、性格によっても人それぞれで、それこそごまんとあります。
方法論はこうした本を読みながら、いろいろ試してみるべきですし、「東大生が書いたベストな学習法なんだから間違いない」と思ってモチベーションが上がればそれでいいと僕は思っています。
それよりも、モチベーションを保つためには、誰かから励まされたり、
こうした勉強の極意を話しされたり、
「次は頑張ろうぜ」と言ってもらったりすることの方が大切なんだと思うのです。
大坂なおみさんが、第1セットを落とし、涙目になっているところにコーチがやってきて励まされ、逆転したように、僕たち塾の人間は自分が勉強をするのではなく、子供達を指導し応援して、子供達が実際には戦います。
どんなに自分が素晴らしくできても、生徒が戦って勝ってくれないと意味がありません。
自分が賢くても仕方がない。
子供達が結果を出せるように導くことを今一度考えさせられました。
すごくいい本で、勉強する意味から勉強法までが網羅されています。美咲校置いてありますので送り迎えに際に是非!見てください。