とても心配な生徒さんが2名います。
ついていないと、すぐにぼーっとしたり、手遊びが始まります。
僕は、時間は命だと思っているので、無駄に使って欲しくないと思っています。ゆっくりしたり、ぼーっとするのであれば全力で!体力回復のためや、ストレス発散のためにすべきだとは思うのですが、ぼーっとすることが習慣化している人を見ると心配でなりません。
そしてお節介にも面談が始まります。
きっと学校などで40名近くいる中だと、騒がしくしたり、勉強の邪魔をしなければ、注意を受けることもないのかもしれないけど、そして君は、ぼーっとできてラッキーと思っているかもしれないけど、ぼーっとさせてくれる人は、本当の意味では君がどんなにボンクラになろうが、能力が伸びなかろうが、どうでもいいって思っていて、放置した人間なんだよ。
そして学志館は違うんだ。
人間なので、僕も40分や60分も何かに取り組んでいたら、数回、数分集中力が途切れたり、ぼーっとすることもあります。それはそれで、次のさあやるぞ!になればokだと思います。
しかし、放って置いたら、全体のほとんどをぼーっとするのは、もはや、ぼーっとして逃げていたほうが得と思っているか、とんでもなく日々ぼーっとし続けて、それが習慣化されている状態です。
ごめんな、○○君。
君、できたことの見える化講座決定。この時間内にどれだけの目に見える学習ができるかを授業内容とします。
厳しいようですが、このような生徒さんは、考える問題を課題とするとひたすらぼーっとします。教えるから前においでと指示すると「考えてるんです」と言ってまた、手が動きません。
結果、時間をかけても全くと言っていいほど学習した結果が目に見える形で現れません。学習が進まないのです。
やったものがないということは、(中には見て覚えているなどすごい子もいるにはいますが)やっていない可能性が非常に高いということです。何度か注意をし、指導もしてきましたが、(やっぱりやっていないが)改善されない様子だったので、「できたことの見える化講座」に移行することになりました!ご両親がお金を払って学力アップや努力することを期待されているのに、塾でぼーっと時間を無駄にするために通っているわけがありません。
料理で言えば、どんな料理を作ろうかとか、どう工夫しようか?とか難しい課題(文章題)に挑戦するのが醍醐味なのですが、
その前に「ひたすらキャベツ切ろうか?」というトレーニングに入ることになりました。しかし、まずは、
目の前のことに一生懸命に!
その姿勢が養われないことには、何をやっても結果が出にくいと言えます。キャベツ切りを終えたら、料理の作り方を教えるね。でも今の君に必要なのは、一心不乱に真剣に勉強と向き合う心を養うことだよ。
そのためには、計算や漢字覚えなど、手が覚えているというトレーニングが最適です。頑張ろうね。
※このような個人別の対応は、Jr.コース(1:6個別)と個別指導(1:1もしくは、1:2個別)とクラコベ、個人別に学習の仕方から教える自習室での学習で行う指導となります。