自習室の第5教室にノートの忘れ物が1冊。
どれどれ、ちゃんと授業内容などを書いているかな?と思い、中身を確認しておどろきました。
完璧にできてる!
「アルファベットの社会重要語句」
「二次関数」など、自分が苦手な項目ごとに覚えられていないことをテストできる形式で書かれていました。
・1枚の用紙に別の単元の内容を混ぜないこと。
・何でもかんでもノートまとめしないこと(時間の無駄)
なので、このノートを見ていて、『あ、この子は、やり直しを行った上で、どうしても覚えにくい苦手なことだけを5感動ノートにまとめている』と感じる素晴らしいノートでした。
急がば回れ、
ただ書き写した、丸写しのノートまとめは百害あって一利なしですが、「できないことをできるようにしよう」という意志を持って、書かないと忘れてしまうからと思って書いたノートの内容の定着度は全く違いますし、その後の学習でも、隙間時間で「忘れていないかな?」と思って自ら学びます。
勉強させられているのではなく、
自ら学んでいる。
そんな様子のわかるノートでしたし、その後、持ち主が分かりましたが、中3生で、着々と偏差値をアップさせている生徒さんでした。
こうした「させられている勉強ではなく、自ら学んでいる生徒さん」をもっともっと育てて参ります。