はなちゃんとななちゃんが、就職内定の報告に来てくれました。
彼女たちは、(村山が雇われ塾長だった)前の塾からの塾生で、小3ぐらいから通ってくれていたと思います。学志館が開校した時は中学生だったでしょうか。住んでいる所は樟葉とは違う駅なのにわざわざ学志館に通ってくれ、大学生になってからも(はなちゃんは)講師、(ななちゃんは)事務として手伝ってくれました。
はなちゃんの妹さんは学志館で中学受験をし無事第一志望に合格して行きました。
ななちゃんのお兄ちゃんは同じく卒塾生で、講師としても学志館を手伝ってくれました。
本当にものすごく大切なご縁を頂いたと感謝しております。
僕はいつも、卒塾生が顔を見せに来てくれると、「この子たちってすごいな〜」と感心しています。
自身を振り返ってみても、塾なんて、受験が終わったら寄り付きたくもない場所だと思うんです。でも、彼女たちだけでなく、多くの卒塾生が「塾長〜」と言って会いに来てくれます。
単なる勉強指導や強制的なやらされ感だけでなく、笑いと、何か一緒に頑張ってきたという一体感のようなものを感じてもらえたらいいなと思っています。
僕が、独立して塾、学志館をやっている理由は、「雇われ塾長や講師だと、5年、長くても10年同じ校舎にいればいい方です。」
卒塾生が会いにきてくれた時、そんな状態では、会うこともできないし、子供たちにとっても、「ぼくたち(私たち)が通っていた頃の塾と違う」ということになってしまいます。
勉強のため、受験のためは勿論ですが、学志館にはそれプラスアルファの何かがあって欲しい。機械的にシステムに乗っけられて指導されるんじゃなくて、個として一人一人と向き合いたい。ぼくはそう思っています。
会いにきてくれてありがとうね。
「結婚式に呼んだら、村山先生来てくれますか?」
「以前やってしまった(結婚式でボロボロ泣いてしまった)失態を繰り返さないよう参加させてもらうよ」
もう、15年近く経つのか。
子供の成長は早く、おっさんになるのも早い。次、何年かして会いに来てくれた時に、「村山先生輝いている」と思ってもらえるような熱意と結果を残していられるよう、日々精進ですね。頑張ります。