くずは本校 学志館は、ここが違う! 村山の個人的ブログ

失敗することを恐れず、失敗から学び、改善を加えながら粘り強く努力の継続ができる子に育てる。枚方市樟葉の進学塾学志館(個別指導・習い事)

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今の子供達の多くに(若い社会人も)失敗を過度に恐れる傾向が見られます。

 

お父様、お母さまも是非「悪いのは子供ではない」という学志館、村山の言葉を口癖として下さい。

先日の授業でも、

「大人から、”何でできない””どうして同じ失敗ばかりするの!”など、怒られる?」と聞くと、大部分の生徒たちが、大きくうなずいたり、悲しそうな顔をします。

「ごめんね。大人も悪気はないし、君たちにできるようになって欲しくてつい言っちゃうんだと思う。でもね、そんな大人の攻撃に心を痛めていたら、君は、できていない宿題や答案を”隠して逃げて、嘘をつく”ようになります。それでは、学びを結果に変える事はできないし、できない事に心を奪われるんじゃなくて、できるようになった喜びを感じる方が大切なんだよ。できない事を隠さない事。何度も教えるし、今できなくても、未来も永遠にできないってことじゃないと思う。今はまだできないだけ。できるようにする。できるようになる楽しみが感じられるよう頑張ってみようか。それが、君たちの未来を変える唯一の方法なんだよ」

 

僕の未来を変えてくれたカエル先生もよく言っていました。

「できもしない宿題や、やれない事を”やれやれ”言って攻撃し続けるから、子供達は隠したり、答えをうつす事ばっかりを覚えるんよ。」

 

同時に、

「そんな甘い事を言っていたら、できる様にならないじゃないですか。やっていないから厳しく注意してさせないと」

と相談を受けます。正に、その通りの生徒さんもおり、どこ吹く風で、全く努力しない場合などは、強制的に時間や学習法を固定する必要もあります。しかし、プロから見ると、「この子ちゃんとできるのに、全部管理されてロボットみたい」という子が現れます。

 

・なあ、先生、次は何をすればいい?(指示されないと、何をしたらいいのか自分で判断できない)

・(本当はできるのに)わからん。(教えてくれて、わかること=理解が学習だと思っており、考えることの楽しさや、面倒な事を考え続けて答えを出す耐性のトレーニングができていない)

・(1回出来たら)できたから、もうやることない!(1回目の学習は、学習のスタートラインに立っただけという学志館の教えを理解せず、1回やったらできたという習慣がついている)

など、子供の習慣は様々です。そこへ、受験までの時期、子供の年齢、そして、保護者や本人が「何年後の学習を想定して今の学びをどうしたいのか?」=例えば、高校へ向けて学習姿勢を整えたい小学生と、中3生では条件が違います。

 

そんな様々な条件から、プロである塾講師は、押したり引いたりし、子供達の未来を変えるために指導します。特に受験まで時間がある間は、効率化や「できたできない」にこだわるのではなく、沢山失敗して、それは「なぜ?」と考える時間をたくさん持ってもらいたいと思います。(受験学年になると算数・数学が勝負になります。もちろんそのためのトレーニングにも時間を割きますが、可能な限り、その前までは国語=心情把握や正しい答えが固定化されていない問題を考える時間を持ってもらいたいと願っています=本当の意味で賢い子に育つと思います。)

 

・答え合わせをしない。

・やり直しが雑

・答えを書き込んで終わり

・解説の解法を読もうとしない

・「どこが分からない?」と聞くと「全部わからん」と雑に答える

そして難しい問題に挑戦しようとしない=面倒くさいと、よく言う。

などなど、こうした習慣は、小学校の間の6年間の習慣が非常に大切です。できなくてもいいので「ちゃんとする事」、それを積み上げていって、最終的に「できるようにする事」という順番になっておらず、形だけ書いて期限に間に合わせるや、とにかく教えてできるようにして解答欄を埋めることが習慣化されると、努力することが苦痛になります。

 

おまけに今の小学生は、公立小学校の場合、ほとんどの生徒が学習で困っていません=困難に遭遇したり、それを改善と努力でなんとかするトレーニングを6年間もやっていなくて、急に中学校や高校で競争、他人との比較、内申点などという明確な基準が設けられていない見えない努力を課され、「頑張れ!」「どうしてお前はできない!」「なんでやらない!」と攻撃されるのです。(中学生になってから学志館に来られる方の多くが「小学校の時は、できたんですが。。。」とおっしゃられますが、それはレベルの低い、皆ができることができていただけで、中学校や高校への橋渡し的な指導とは到底思えません。すみません。小学校の先生が悪いのではないのです。学校の先生は、精いっぱい指導して下さっています。しかし、根本的なシステムが子供達のためになっておらず、後になって子供が苦しむようにできていて、そうなったら大人が「何でできない!」と叱りつけるシステムに思えてならないのです。偉そうに本当にすみません。。。でも、子供達がかわいそうなんです。)

 

僕は今日も、

「悪いのは君たちじゃあない。学志館で未来のための準備をしよう」と言います。

そして、できない事を隠さない事、できなくても一緒に、昨日の自分を一歩二歩越える努力をやろう。何度でも教えるし、ちゃんとノートに書いていないと忘れるのに何度も同じことを質問するようだとだめだから、そうならないように指導するし(五感動ノートを使用します)、丸付けができていなかったり、ずさんな学習姿勢が見えたらちゃんと注意し正していきます。でもね、君自身がやらされている勉強じゃあなくて、学ぶ事で未来が変わるんだ、できなかった事をできるようになって楽しい!頑張る!っていう気持ちを持ってもらいたいかな。そう思ってもらえるように何度もほめたり、「それじゃあダメ」と注意しますね。

 

としています。

御家庭でも是非、「できない結果」を注意するのではなく、「できなくなる。できない学習姿勢を正す」ための注意や、指導をお願いいたします(無理なら村山か宮城に相談ください)。

 

・(お姉ちゃん、お兄ちゃんはできたのに)何であんたは!

・○○君はできるのにや、他人との比較における成績だけで「やっていない」と決めつけたり

・「勉強しなさい」が口癖だったり

・子供が、学びに対して目を輝かせておらず逃げている様子にイライラしていていたり

お父様、お母さまのつらさ、しんどさもわかりますが、子供はもっと苦しんでいます。「悪いのは子供ではない」。厳しいようですが、僕は、最終どっちの味方なのかと問われたら、「子どもの味方です。」と答えます。村山家にも、あと一人、勉強に苦しみ、もしかしたら上のお兄ちゃんやお姉ちゃんのようないい大学には進学できないのではないかと心配している娘がいます。しかし、彼女ができる努力を、一緒に話しながら、「こうしてみよう」「こうやってみたら」と提案はしますが、やるやらないは彼女の決断です。一緒に時間を過ごそうともしますが、「一人でやる」と言うのを「そうか」と言うだけです。そして、やらなかった結果を見て、彼女を責める親にはなりたくないと思っています。勉強はダメだったかもしれないですが、何かを得たし、努力もしたし、他の才能で生きていくのが彼女に合っているのかもしれません(一方で、そう簡単にはあきらめさせないように、勉強の努力もちゃんと課したいと思います)

 

 

しかし、僕は、後で自分の子に文句を言いたくない。

その時を全力で生きていたら後悔は無しです。ああしておけばよかった、こうしたかったと後で言わない人生を生きる。そのために、「言わなければいけない事はいう事」「言ってはいけない事は言わない事」です。変えられない過去の文句を言わない。改善と次への提案で、未来の話をする!をよろしくお願いいたします。そして、お父様、お母さまが、どうしても無理なら、村山・宮城に相談ください。多くのご家庭が、お仕事や他人ならば客観的な視点で正しく判断したり、注意したりできるのですが、我が子の事となるとできなくなります。それは当たり前です。それが親の愛情の深さだと僕は思います。なので、どうしても無理な事は、こちらに任せてください。面談お待ちしております。

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