1か月半ぶりの日曜休校でしょうか。
担当者もやっと一息つけました。(申し訳ございません。何名か自習に来られていたようですが、ここで受け入れてしまうと、何のための休みかわからなくなる=社員も、その他スタッフもお休みがなく疲弊していきます。村山はスポーツウェアに身を包み、少しばかり校舎に出ていたのですが、帰っていただきました。お許し下さい。)
ホームページの予定表を見て下さいね。
「休校(日)」とある所は、塾が開いていません。よろしくお願いいたします。
(公立の)中学生の期末テストも終了しました。
授業内で行う場合もある「ワークチェック」ですが、定期テスト終了後できるだけ早く、授業担当者が学校の教科書準拠のワークと、実力、入試対策用テキストの回収とチェックに入ります。
塾の宿命ですが、宿題や課題の量、ペースはクラス授業ですと、個人別に合わせることが出来ません。
低いレベルに合わせると、「ダラダラしてやらない」になりますし、
高いレベルに合わせると「そんなペースでできない!!」と諦めてしまい、良いことがありません。
そして、子供たちは、それを言い訳にして課題をやらなかったります。
そこで!!!!
学志館では、ペースやいつやるのかは任せるから、とにかく、
・テスト2週間前からは直接書き込みで仕上げること
間に合わない人は申請してもらったら3週前や1か月前から埋めることを許可していますが、基本、このペースで仕上げられる生徒が主要5教科500点満点中400点(1教科あたり80点)レベルの生徒で、450点以上の生徒さんは、塾の2冊のテキストでは足らずに、個人別にプリントをもらっています。
その流れにまず乗ってやってみること。
間に合わなくても責めないから、「じゃあ、どうやったら、その差を縮められるのか考えよう」そして、縮めるために、「後ででもいいの、とにかく仕上げよう」と言って呼び出しが始まります。
子供には個性があり、
勉強の仕方や、ペースにも個性があります。
スロースタート(じっくり丁寧型の学習)から、直前一気にスピードアップという生徒さんもいれば、ずーーーーっと、同じペースでコツコツ仕上げる生徒さんもいます。
もちろん、それで結果が出ていない。できていないのであれば、変わる事を指導していきますが、それでペースが出来ていて、毎回のように90点以上が取れていて、志望校への学習量とも合致している場合は、その方法により磨きをかけるだけでよく、変な変更や、強制は必要ないと思います。
しかし一方で、
人は変われません。
そんな子供たちの学びを結果に変えるためには、まず、
分析です。
何が原因で、そうなっているのかを、子供ではわからなかったり、自分では習慣化できていなくて、同じ失敗ばかりを繰り返します。
勉強は本人がしてくれないとどうにもなりませんが、
分析や、勉強の仕方をいくら研究していても賢くはなりません。(「それは先生がするから、君は勉強しようか」と僕はよく言います。自分を知るために、分析を自分ですることも大切なのはわかっていますが、それは「巨人の肩に乗る」ことをせず、無駄に時間を浪費することにつながりやすいと思っています=子供は、勉強以外の事に時間を割いて、勉強しない傾向にある)
(何千人もの子供を指導してきたり、自分でも無駄な失敗を何度もしてきた)先輩=塾講師の知恵を借りて、「こうやってみたら?」「こうしてみようか」を実践する方が、ずっと効率的だと思いますし、そのために塾に通っている!と僕は思っています。
そのためのワークチェックです。
昨日、村山も、中学生の社会科のワークチェックを全て終わらせましたが、
成績に結びついていない生徒の原因、
No.1=やっていない
です。かなり厳しい言葉を投げかけられた生徒さんもいましたが、「やらずにできるようになるわけがない。そして、できない事をやれなんて一言も言っていない。結果が出せない子の多くが、できることなのにやっていないから結果が出ないんだよ」と指導を行っていきます。なのでチェックして呼び出ししていきます。頑張らせますね。
No.2=丸付けややり直しに難あり。
これも、学志館ではやり直し方法や、丸付けの方法を固定して指導しています。それとは違うやり方をしていると指導が入ります。ただ答えを書いただけで終わっているなど、生徒のワークチェックを行うと、様々な様子が見えてきて、それを指導に生かします。
No.3=こうした、やらなければいけない事を放置されている。
「悪いの子供ではない」を村山は常々思って指導にあたります。
勉強が苦手なのも、答えをうつしてできたことにする学習姿勢も、それは全て、その子に関わった大人が悪いと僕は思っています。もちろん、その子自身の素養の部分も少しはあるかもしれません。
しかし、「なんでやらないの!!」と怒られ続けたら、隠して逃げて、答えをうつしてできた事にするのが普通の子供です。
大人のように、「損して得取れ」や「今の努力が、後々の笑顔に変わる」などは、理解できない子がほとんどです。
僕は、そんな風に子供たちが育つのが嫌で、そして、大手塾で働いていたころ、そうした子が多い事、人の足を引っ張る事ばかりにたけている子が多いことが嫌で学志館をやっています。
「なんでやってこないの?(だけで終わらせず)」→「何からやっていこうか」と一緒にスタートを切りたい。
そう思って、ワークチェックをやっています。
同時に、むちゃくちゃ厳しいことも言います。
中3生なんかは、普段の優しい教科指導の先生たちと違う村山からの叱咤激励にドン引きしているかもしれませんね。
しかし、受験は勝負事なんです。
勝ちたくなくて、適当でよくて、負けても(不合格でも)良いのであれば、言ってください。優しく、易しく、「本人が言っているんで。。。」に合わせて、指導していきます。
でも、
夢をかなえたい。
未来を変えたいのであれば、多かれ少なかれ「限界突破への挑戦」が必要です。それは、「(結果を出していない本人の)本人がそう言っているんで。。。」では超えられない壁です。
誰かの強い引っ張りや、優しいサポート(宮城)や、教科担当の先生たちの関わりの中で、少しずつ変わっていき、将来、自分で何かする時に「自分はやればできる」という自信を積み上げてもらいたいと思っています。
そして一方で、
7割~8割以上の生徒が、ちゃんとテキストを仕上げていて、学校の点数も(まだ2割程度の生徒の分しか結果が返って来ていませんが)80点や95点など取れています。やった子はちゃんととれている。それを「なんでやらない!!!」ではなく、
どうしたら、そうなれるのか。前に一歩踏み出せるかを、一人一人指導していきたいと思います。頑張りますね。