教育

やはり今年度の高校入試は危険です

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本日も面談を何件かさせていただき、各中学校の現状を聞かせていただきました。

ある学校では、「11月の実力テストの結果で、学校から指定した高校にすれば可能性が高まる」・・・・的な事を、生徒さんに話している中学校があるとの事です。

 

■次の高校入試では、「以前からの前期入試がなくなり、後期入試1本勝負」です。

通常公立高校入試は、大阪府で「1.1・・・倍」程度になるよう調整されております。

若干名10名~50名程度不合格者が出るイメージです。

しかし、今回の入試は「後期1発勝負」でもあるため、どこかの高校に人気が集まり、ある高校が定員割れする危険度が非常に高いといえます。

 

できるだけ不合格者が出ないようにと考える=妥当な入試にしようと努力するのであれば、

事前に「君は●●高校が」等の進路指導で、実力に合ったところを勧めるのが通常です。それが、本当に適切な高校であればいいのですが、入試の3か月や4か月も前の段階での安易な決断は、そもそも間違っていると考えます。

 

「ここなら安全だよ」

そう言われた中学生の行動は、予想がつきます。合格が確定したかのように勉強しなくなるのが落ちです。

そんな状態になれば、安全だと言われていた1ランク、2ランク下のレベルの高校の合格も危うくなる可能性が高まります。

我々学志館は、「出願(2月中旬)までの学校の成績を見て(1月末の卒業テストがあります)、模試の結果や過去問題の結果もみて、そして、私立の結果も出てから、”チャレンジ型の入試””妥当な入試””安全な入試”を選ぶのは、本人さん、保護者様です」と話し、進路指導を行います。学校だけでなく、全てのデータを見たうえで、最良の決断をしていただきたいと願っております。

 

そこまで頑張ってみようよ。

「行ける高校」をさがすのではなく、「行きたい高校」へのチャレンジを続け、その上で、本当に時期が来たら、全てのデータを見て、本当に納得の選択をしようよ。

「留まろうとしない事。今のままでいいやと思っていても、他の意欲ある子が、その高校を目指して頑張って来るから、留まろうとしている子の成績は下がるんだよ」と言われ、お子様は初めてはっと我に返ります。

 

3か月も4か月も前に、学校の先生から言われた「合格の可能性の高い学校」へ心を決めて、勉強しなくなるという選択ではなく、本当の受験生として、最後まで戦ってほしいと思っています。

未来を勝ち取るのは、最後の最後まであきらめずに戦った者です。

安易な妥協や諦めはすべきではないと思います。特に高校受験は「小学校受験・中学校受験」をしていなければ、初めての入試となります。

大学受験は「専門学校」や「就職」など、そもそも大学へ進学するのは全体の50%程度です。本当の意味で、みんなが受験する「最初で最後の入試」と言えるのが高校入試だと思っています。その初めての入試を、てきとうに決断すべきではないと考えます。

 

今年は「後期1本勝負」となる最初の年です。

「私立をどう抑えておくのか」「実は日程の違う、同じ条件で受験できる私立がある」「内申点の不利は、当日の入試でどのくらいカバーできるのか」「とんでもなく難しい数学に挑戦すべきか、それ以外の科目で合格を確実にするのか」「いったん下げてしまった志望校を上げるのが大変な場合がある」「五ツ木模試の後期入試の高校の偏差値は、昨年度までの前期の倍率が高く、後期の倍率が低い時の偏差値なので、今回の入試では偏差値が上がる」など、状況や条件は、お子様ごとに違います。危険度も、どこから攻略すべきかの方法も違います。是非、ご相談ください。お待ちしております。

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