学志館は、「おまけ理論」を貫いています。
子どもがおまけ欲しさにお菓子を買う。
いえ、子供にとってはお菓子という中身より、付録のおまけにこそ価値があるのです。
僕も、おまけが大好きです。
学志館が、他の塾さんより、ほんの少し「強い(関関同立2年連続2ケタ合格など)」のは、塾長の村山と(妻の)校長:宮城が、働き方改革や、労働基準法無視で働ける経営者で、その2名がとんでもなく、無料で質問対応(その二人が教えられないようなとんでもなく専門性の高い問題の場合は、その科目担当講師への質問の橋渡しをするなど)するためです←おまけ理論。
■無料の質問ルームに質問対応してくれる先生が、どこの塾にもいますよ。
そうですね。でも、よく考えてください。
無料の質問ルームは授業ではありません。
もちろん、そのサービス料込みでお月謝を頂いていたり、そのサービスが素晴らしいから、その塾が成り立っているという場合もあるとは思います。
しかし、
無料の質問時間(担当者)を増やせば増やすほど、その塾の利益は少なくなり、倒産へ向かっていきます。
2025年は、塾の倒産件数過去No,1だそうです。それを防ごうとすると、無料なんて百害あって一利なし。たくさん塾に居て勉強されたら困るので、授業だけで終わりとする塾も多いぐらいです。
僕は校長研修で何度も聞いてきました。
「無料でたくさん勉強されたら人件費がかかって仕方がない。なので、近くに面倒見のいい塾、長時間フォローしてくれる塾が出てきたら「勉強は効率化ですよ。短い時間で効果を出す」と言って帰らせないと利益が出ないでしょう・・・・と。そして無料をできるだけ少なくしようとするのが、今の厳しい情勢ではないでしょうか。
そんな時代だからこそ、僕は、
学志館は違います。ちょっと変わっている塾を目指しています。
内部生には、可能な限り「限界への挑戦として、無料学習を頑張ります」←外部の人だけを無料にするなど愚の骨頂。
※かっこいい事ばかり言っていても始まりませんね。
でも、下記が真実だと思っています。
・もともと能力が高い子だとしても、同レベルのライバル以上に努力できなければ、抜きに出ることができなくなる。
(早く能力のあるウサギであったとしても、その歩みを止めてしまったらカメに追い抜かされてしまう)
・少し不器用で、今能力的に負けているのだとしたら、「質ではない。まずは量で頑張るしか方法がない」
量をこなすことで質が手に入るし、量をこなす中でミスが減り、スピードが増す。
(今は遅いカメでも、コツコツ努力を続けていたら、さぼっているウサギに勝つことができるかもしれない)
そう考えている人間です。
いえ、そう考え。自分自身が、自分なんかよりもずっと能力が高い人に追いつくこと、その人を超えること、その人とは違う方法で並び立つことを考え成し遂げて来た時に、
上記の考え方以外、上記の方法以外、僕には武器がなかったのです。
なので、無料のおまけ(量・質の多さ)にこだわります。
外部が無料なら内部生は当然無料でしょう!大切にすべきは身内。家族である内部生です。
お客様でもない外部の方を、内部生よりも大切にするのは、「家族をないがしろにして、外で良い顔だけしている偽者←しかし実際にはこうした人の方が多い」だと僕は思っています。僕の生き方に合わない。
↑こんな風に書くのも、実は、他の会社員としての塾長や校長、講師だと「そうしたくても、会社からの命令でできないのです」。もっと生徒を見てあげたいと思っているいい先生はたくさんいます。しかし、働き方改革や、残業縮小、効率化に見合わない分野は縮小、撤退が常の企業では、無理だと僕は思っています。時代がそれを許さないのです。
学志館も、他塾さんと同じぐらいか、それ以上に、若い学生講師や、ベテランの講師にも時間給をお支払いして、「無料の質問ルームの対応」に入ってもらっています。
しかし、
それには限界があります。
いつでも、何度でも、マクドナルドが食べ放題ならお店はつぶれてしまうでしょう。
しかし、村山、宮城は経営者なので、どんなに働いても、休みが年間90日程度しかなくても(それよりも少ない年もあります)、病気やけがで働けなくならない限り、
自身の信念に基づき、働き続ける事=無料の質問対応が可能です。
村山・宮城が解くことができないぐらい専門的で難しい問題が出たのだとしたら、一緒に担当の先生の所に行って、解決を試みます。
子供さんにおいては、
質問できなかったり、
そこから逃げてしまったりする生徒を、支えて一緒に前に進んでいきます。
「できなくてもいいから、逃げるな。逃げると癖になる(その上でできなくても良い問題を捨てるのと、最初から逃げるのは違う)」
僕はそう思っています。
塾を利用してください=村山、宮城を利用して利用して、利用しつくしてください。そして、夢(合格)を叶えてくれればいいです。
そして、塾長さん一人で、生徒さん50名とか60名程度。
その塾長さんが必死に死ぬような思いで、全教科指導されていたり、面倒を見てくれるような個人塾さんも素晴らしい塾です(倒れないか心配ですが。。。)
学志館も、そんな塾でありたい。
そう思っています。
それが無理なのであれば、月謝やその他費用を滅茶苦茶高くして、無料フォロー代込みの学費にするしか、塾が生き残る道はないと思います。
そんなことはしたくないと思い、他塾よりも少し安く学習時間が長い塾=村山、宮城を中心とした無料フォローの塾が学志館です。
或いは、今回の冬期講習のように、他塾さんよりも講習会代が多少高いコースや学年があったとしても、日数が多い、授業時間が多い、無料の補講やサポートも多い=時間単価で考えると、1時間800円やそれ以下になるケースで指導しているなど、実は、「ちゃんと確認していただけたら、滅茶苦茶お得な塾」を目指しています。
多くの人が学志館の事を知らなくていい。隠れた名店に、たくさんの人が押し寄せると、逆にその店はつぶれる(元々通って下さっている、良いお客様が去っていくのです)。
そんなことはあってはならない。
身の丈に合った生徒数で充分ですし、だから、広告宣伝ばかり行って外部を優遇するような戦略も取らなくていい。
良いお客様に囲まれ、本当に幸せでございます。ありがとうございます。
なので入塾できる生徒数にも限界があります。今は、中学受験コースはもう限界ギリギリ、中学生はまだ少し余裕あり=でも講習会になると教室が足りずに大変な状態になってきています。生徒数がただ多いことが良い時代は終わりました。まじめな生徒さんとその保護者様、そして、頑張る学志館で「隠れた小さな名店」を目指しております。
(学志館渋滞が起きており、送り迎えの駐車等でご迷惑をおかけしております。そしてご理解とご協力ありがとうございます)
※最後に一言。
僕の尊敬するカエル先生(人生を変えてくださるような凄い先生)が常々言っています。
「物語では、カメがコツコツ努力をし、ウサギがさぼって逆転されるけど、実際には、ウサギの方がずっと休まずにどんどん先に行くからな。カメの方が休んでさぼって、前に進まんからな。そんなんで勝てるか!」
長い間、塾の仕事に携わっていますが、
本当にその通りです。
いえ、仕事でもスポーツでも、何でも、本当はそうなのではないでしょうか。
コツコツ正しい努力の継続に勝るものはない。
見た目に地味で、
必殺技やすご技、〇時間、〇日で劇的な変化!なんていう、嘘に騙されることなく、
コツコツ努力を続けるための場所。
学志館の最初の一歩は、正に、そんな指導だと思っています。(第二歩、第三歩もお子様ごとに考えてまいりますね)
