様々な研修、勉強会で見ていますが、このサンプル通りだとすると、来年度(現中2)の入試は大変なことになりますね。
英語の全体的な「レベルアップ」は単語力を含めてもちろんのことですが、特に気になるのは、問題自体が「国語的」だということです。
「彼女は●●ですか?(しましたか)」に対して、英語で答えるという単純なものではなく、英語の長文を読んだ上で、4択で「題名を選べ」など、正に国語の問題を英語で答えさせられます(文意が読み取れていないと回答できません)。これが、今後大学受験で主流となる「合教科」という考え方です。高校では、まず「数理探究」という科目になるとされており、物理の問題を数学の公式を使て解く等の準備がなされています。
■国語は、全てに通じる基本科目です。
「解答を見ればわかりますが、自力ではなかなか解けません」
「いまだかつて、なかなか全く同じ問題・解答というのに出会ったことがありません=暗記では対応できません」
なので実力アップが難しい科目でもあります。
■リスニング問題のレベル・スピードが速いと感じるのは村山だけでしょうか?
サンプル音声を聞く事が出来ます。是非、一度、どの程度のレベルか確かめてみてください。このレベルだと、相当な練習を積んでいないと聴き取るのは困難であると言えます。塾としましても、リスニングの無料特訓を行いますが、授業としてや、講座としてかなりの頻度で修練を積まなければ、「ちょっと直前にやったらなんとかなる」というような、今までの英検3級程度のリスニングとはわけが違うレベルとなっています(大手前・四條畷などの上位校用のCレベルの問題)。
上記に対応すべく、塾として「効果的な講座」の開講を検討中です。
対応を急ぎたいと考えております。授業のシステムや、上記に対応したシステム作りは急務であり、塾側が行うべき問題ですが、下記に、今後お子様にも必要となる素養のお話をしておきます。
■時代は「アクティブラーニング(思考力・判断力・表現力を必要とする、問題解決型の学習)」が主流です。
「合教科」も英語の「4技能(高校受験ではスピーキングを除いた3技能に最初なるとされています)」も、事前提出の小論文など、全ては今までの「受け身の学習」をやめましょうという国からの本気の提案が「大学受験改革(2020年)「英語教育は前倒しでスタート」→「高校のカリキュラムや履修内容が変更」→「高校受験が変更」→「中学校が改革」「小学校が・・・」と今後つながっていきます。意欲的に学ぶという姿勢を、小学校のころから「習慣として自然にできる」事が非常に重要です。そして、学習のレベルもどんどん上がります。学志館では、その劇的な変化へ向け、「無料の自立学習」での改善を、まず心がけます。
後で困らないよう、意欲的に塾へおいでよ。
頑張って勉強している内に、「勉強の仕方」「結果を出している人の勉強法を目の当たりにできます」頑張りましょう!