高校生の推薦に続き、中学受験生の推薦用「志願書」を頑張って書いている生徒さんの姿が目立つようになってきました。
各人の個性を活かすため(その後の面接などに影響するため)に、まずは、各学校のルールに則って、自分の言葉で書いていただきます。
それを塾側でチェックし、修正しながら完成を目指します。
結構多いのが、ちゃんと「ルールに従っていない」ケースです。
志願理由書なのに、志願する理由がはっきりと書かれていない=皆さん必死に書いてこられるのですが、あれもこれもと軸がぶれたり、実ははっきりと理由を書いていないケースが目立ちます。
次に文字数にもよりますが、「段落構成」と「起承転結」です。
起承転結にこだわらなくとも、バランスのいい文章を書いてこられる場合はいいのですが、大部分の方は、右へ行って、左へ行って、戻って、繰り返して・・・など、文章構成のバランスが悪くなります。こうなると、「支離滅裂」なイメージが強くなるため、できるだけ基本に忠実に、起承転結に沿った形で、文章を作成していきます。
当然、推薦の場合でも「100名に数名程度が合格する狭き関門」の場合と、「通常みな合格する」場合で、志願理由書の書き方も変わってきます。高い倍率の場合は、「個性」「他とは違うアピール」がものを言いますし、ほぼ合格が決定の場合(指定校推薦など)は、奇をてらわず、オーソドックスで基本に忠実な文章の方が良いことになります。そのあたりを、相談の上、完成を目指します。次は、高校受験用の、中3生ですね。文系講師一同、頑張ります。