頑張って、頑張ってテスト勉強頑張ったけど、思うような結果が出ず、相談に来てくれました。
彼女は今、中学の時と比較して、格段、気合の入った勉強をしています。
それでも、高校でのハイレベルな問題、量、授業のスピードが、中学校の時と違いすぎて、戸惑っています。
みんな戸惑います。
でも、彼女は、間違いなく今正しい努力をし始めています。
まだ、結果は出ていませんが、それを保護者に認めてもらい、結果を出すためにも、2つの確認をしました。
1.難しい数学と理科は授業中心で教えてもらい、空いた自習の時間で文系科目の暗記を頑張ること。
点数設定も行いました。塾も協力します。
2.プリント学習の表彰で、名前が載るぐらい、ちゃんと学習量をこなして、お父さん、お母さんに、自分が努力しているんだと認めてもらおう。
中学の時のように、無差別に5段階評価の1から5までの生徒がいるのではなく、高校では受験をくぐり抜け、同じような実力の子が集まった中で、定期テストが行われます。点数が取りにくかったり、あっという間に平均点以下になったりします。
でも、正しい努力を、人よりも長くたくさん続ければ、必ず結果が出ます。
一緒に、頑張ろうねと確認をとり、個人面談を終えました。
「先生!塾に寝泊まりして、(頑張って)いいですか?」
この言葉を忘れずにいれば、必ず、成績が上向くと信じています。僕は、必ず「見える、やった物を持ってきなさい」と確認します。
やっているのに、結果が出ない場合は、途中で、明らかにうつしていたり、やり方がまずいことに気がつきます。指導法やチェックの仕方を変えていきます(正しい努力をしてもらうよう指導します)。でも、大部分の生徒さんが、実は大した勉強量をこなしていません。ようは、やっていないだけです。やって出来なかった人を見たことがありませんし。やらずにできるようなった人もまた、いません。
やりきる前に逃げる生徒ではなく、コツコツ努力を積み上げられる人間になって欲しいと指導しています。一緒に頑張っていこうね。