今年度、新学期を迎えるにあたって、中学生のテスト対策の改革を掲げました。
公立高校入試が、レベル的に大きく変わります。
チャレンジテストなどの内容を、総合的に考えて、本物の学力養成が急務であると考えます。
今までにあったような、「過去問題がそのまま定期テストで出る」などということは、ナンセンスです。いくら自分の中学の子が可愛いからと言って、内申点の5を乱発しようとしたり、手心を加えようとしても、そうさせないチャレンジテストなどの制度が整ってきています。
それは、すなわち本当の力をつけないと、太刀打ちできない本当の学力をはかるためのテストにしましょうということですし、その先は、入試に通用する本物の力を養成しましょうという事に他なりません。
ちゃんと正しい勉強をしようね。
というメッセージだと、僕は思っています。
では、本当の力をつけるために、学志館として中学生にどう指導すべきかを考えた時、僕の中には、次の点をしっかりとチェックし、自分で勉強できるようになってもらいたいと思いました。
・後で、わからなくなった時や、解き方を見直すために、しっかりとノートの取れる生徒に育てたい。
・適当に学習するのではなく、ちゃんとすべての問題を潰しこむように勉強してもらいたい。その上で、どうしても学力的に今は解けない問題があってもいいと思うのです。でも、それを、なんとしても解けようにしてやる!という強い意志を持ってもらいたいと思っています(塾も頑張って指導してまいります)。
そんな、勉強の当たり前を、今一度、しっかりとチェックできるようにと考え出されたのが、ワークチェックです。テスト対策の期間になると、宿題用のテキストをどこまで学習したのか調べます。ノートにしていただく宿題のチェックですので、「ノートがちゃんと作れていない」と指導されます。
範囲が出来上がったらシールを貼って、みんなで頑張ります。
負けたくないのでちゃんと勉強します。
解答を持っているワークの宿題なので、「わからない」ではなく、「やっていないだけ」だと自覚できます。点数を表示されるとめげますが、点数ではなく、やればできることをちゃんとやったかどうかを掲示します。そして、やりあげた生徒の成績が良いのを見ると、やはり勉強は、まず「やっていないだけ」という事がわかっていただけるようにしたいと思っています。=やれば、必ず、できるようになります。それを、みんなにわかってもらいたい。「結果を出している人は頑張っていること」を知ってもらいたい。そして、すぐに、そんなに頑張るのは無理でも、努力のできる人間になって欲しいと願い、ワークチェックがスタートいたします。
まずは、宿題をしっかりとノートに行い、やり直しをしてくださいね。