勉強の仕方

■(基礎的な)勉強ができない原因は、やはりここにあります。2016.06.15

投稿日:

今日も、テスト対策期間で、たくさんの中学生が、授業、そして、自立学習教室に来てくださいました。

 

その指導の中、個別指導の生徒さんなど、学校の成績が思わしくない生徒さんに、次のような課題に挑戦してもらいましたが、結果は予想通り、「頑張っているが、できない」という状態でした。

 

現在のお子様の状態が、平均前後から、平均点以下の生徒の保護者様は、是非、この現実を、うちの子も一緒かも?と確認していただければと思います。(80点以上が取れている生徒さんは、ほとんど下記のような状態になりません。大丈夫です)

 

■40分与えて、ワーク(学校の教科書に準拠したテキスト)2ページをそのまんま覚える課題を出しました。英語ですので、そのまんま覚える意味があります。

 

40分後、そのまんまテストを行った結果、正答率は、半分程度か、それ以下でした。

 

テスト範囲は、およそ、1教科15ページから30ページ程度ある場合もあります。

答えのある、2ページを覚えるのに、40分かかって、精度が半分から半分以下だと、たった2ページを、完全にできるようにするのに少なく見積もって1時間、普通だと1時間半程度はかかることになります。

 

僕が気になるのは、こうした暗記力です。

成績が思わしくない生徒さんは、暗記力が弱いです。圧倒的に弱いです。

 

しかし、本人の口から出る言葉は、決まって、

「難しくてわかりません」

「どうやって覚えたらいいかわかりません」

「こんな暗記より、文章題や、この問題がわからないから、教えてください」

こんな感じの言葉が並びます。

 

暗記だけではどうにもなりません。それは事実です。

 

暗記なんて、古い詰め込み教育の弊害だ!それもその通りです。

 

暗記しかできず、覚えていることしか使えず、応用力がないようでは、勉強ができるとは言えません。しかし、

 

暗記もできず、覚えることもできず、公式も覚えていない、英単語も覚えていない、覚えても10個覚えるのはなんとかできても、50個100個となると覚えられないでは、申し訳ないですが、テストで点数が取れません。

 

僕は、そんな、暗記によって乗り切れるような、テストを良しと思っていません。もっと思考力を要する問題や、答えがないような問題を、論じるような、将来につながるテストを希望していますが、テストを見るたびに落胆します。。。

 

覚えればいいだけのテストを出されたら、「覚えるしかないやん」としか言いようがありません。

 

覚えなくて解かなければいけない問題が、どれだけあるでしょう。

確かに、良問、応用、単に覚えただけでは、解けない問題もあります。しかし、学力の中下位層の生徒さんの問題点は、「暗記ができない」につきます。

 

つまらんね。暗記なんてやりたくないよね。

でも、それができなければ、サッカーで言えば、走れないようなもの。テニスで言えば、ラケット持っていないようなものぐらい、どうにもならない基礎的な学力ということになります。

 

そして、塾の誰も言わないことを、僕はいつも言っていますが、(一般的な)塾が、暗記を重要視しないのは、「お金にならないから」です。つまらない暗記に、お金を払う人はいませんし、暗記なら、家でできると思っている人が大半です。でも、その暗記ができていないから、こんなことになっているんです。学志館は、この暗記を、無料で面倒見ます。だから、決して逃げないでください。家でもできる人に、塾での質問を遮って、暗記しろ!なんていうアホな塾ではありません。暗記ができていなくて、覚えればすぐ点数が取れるところの勉強ができていなくて、何度も繰り返しができていない生徒に、「覚えればいいだけの、点数が取れる問題から仕上げなさい。頑張りなさい」と言っているのを、覚える努力をしたくない生徒さんが、抵抗しているだけです。ここで、暗記なんかしなくていいよ、好きなように勉強していいよというのは、本人のためになりません。

 

僕の仕事は成績を上げることです。

そのために、暗記が必要ならば、なんとしてでも、子供達にさせなければいけません。自立学習や、個別指導の授業の中でも、勉強の仕方から、教えていきたいと思っています。暗記なんてつまらないよ。でも、ある一定レベルの暗記力がないと、全く語句が入っていかないのです。ザルで水をすくうような状態です。これを克服するには、「わからない」「できない」「やりたくない」じゃなくて、頑張ってやろうと努力することから逃げないことだと思っています。保護者様も、是非、お子様が暗記ができていないと感じたら、決して逃げないこと、そして塾で、どうやったら、覚えられますか?と聞いてくるようにお伝えください。

 

はっきり、何度でも、「書いて覚えること」「何回書いたかは重要じゃない、何回書いたら、自分は覚えていると認識できることが重要であり、本当に覚えているかな?と確認することが重要」だと村山は思っています。人の脳による、暗記能力の違いは、ほとんどないそうです。

 

いかに繰り返すか。

忘れているかもと思って、もう一度確認し、覚えるか。

その違いだと思っています。頑張らせます。

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