今日は、担当講師が風邪でダウンのため、急遽村山が授業に入りました。
中2男子英語で1:1です。
生徒さんからすると、え?普段の優しい女性の先生じゃないの?という感じだったかもしれませんが、
「やるぞ〜!」と体育会のノリで、がっつり80分2授業を彼と頑張りました。
わからないところを質問するのはいいのですが、どうも、その問題をただ終わらせればいい、そんな感じがすると、僕はどうにも耐えられません。
ちょっと、本当に覚えているかテストしようか?
僕たちの仕事は、勿論、勉強に向かおうという気持ちを育てたり、勉強って楽しいって思わせることだと思っています。
でも、楽しいだけ、先生が何でもかんでも教えてくれて楽!ということを教えるために、お金をいただいて指導してるんじゃありません。
その子が問題に直面した時
・どうすべきかを自分で判断できる
・嫌なことから逃げ続けるのではなく、克服する方法を教える
その上で、出来るようになって楽しいだと思っています。
2授業目では、だいぶん慣れてきて、ちゃんとやり直しをし、再テストもどんどん合格するなど、ものすごい変化を遂げました。
最終的には、彼が書いた数十枚の努力の跡が残りました。
これで何かを感じてくれたらいいな。
しんどかったけど、出来るようになったと感じてくれたらいいな。
楽なものはつまらないし、すぐに失います。本物は、なかなか手に入りませんが、彼にも、
「逃げて、偽物でごまかすような生き方ではなく、しんどくても本物の力を養う努力ができる人間になって欲しい」
今日はそんな、とんでもなくしんどい授業だったと思います。頑張ったね。