本日土曜日は、中学生の国理社のクラス授業がくずは本校で行われています。
僕が担当する社会科は、
中1から中3まで、テスト範囲以上の学習が完了しているため(学校があまり進んでいないという場合もありましたが。。。)
少し早めの(期末テスト範囲の)確認テストを行うことにしました。
40分の時間制限の中で、(学習範囲の少ない)中1生は1枚〜2枚。準備ができていないのに「もう受けます」や「もうあかん。。。出します」など、自身がわかっていないというのでしょうか、まだ勉強の形が定まっていない生徒さんが多く見受けられました。(どのくらいのペースで丸つけをしたり、テストを受けるのかなど、勉強の仕方から指導しました)。
中2生は、全員が「時間もらって良いですか?」「準備したいです」と言い自己分析できていますが、反面、僕から「いつテストと言われても良いように準備しておくこと!」ときつくお灸を据えられた生徒さんと、さっと確認したらすぐテストを受け、満点が続出する生徒さんに分かれました。女の子が多いため、真面目で慎重(時間が少しかかる)、だけど能力が高い!と感じました。
圧巻だったには中3生です。
さっと確認の学習に入り、ぞくぞくとテストを受けてくれます。
「次受けます」
など、ほとんどの生徒さんが、スピードを意識してガンガン勉強に邁進している状態でした。
そんな頑張る生徒たちを見ながら、
やはり「偏差値が高い、成績優秀な生徒ほど早い」ということです。
テスト直前の学習=テスト対策なので、効率化を考えると調べたりするだけ時間の無駄です。逆に時間に余裕がある時(テスト3週間以上前)は時間がかかってもより知識が定着する学習法を指導しお勧めしています。
「時間を意識してみようか。
ただ問題を解くとか、埋めるのではなく、
処理能力を高めてみよう。テスト直前期で時間を意識できず遅いのは致命的です」
そう言ってやらせてみると、できる子は「暗記力があること」が、はっきりとわかります。
5分10分で準備し、すぐテストが受けられ、ほぼ満点です。
そのためには、テスト形式でチェックです。
いくら準備(学習)しても、
実際の形式(テスト)で確かめないと、「本当にできているのかできていないのか」「間違った問題ができるようになったのか」がわかりません。
テストする→間違ったところをやり直す→覚えるだけのところは、その場で覚える(後日油断せず、本当に覚えているか確認する)→理解が乏しいところは先生に質問する→先生に質問できる順番が来るまで、問題を解いたり覚え込みをしたり、
或いは、
解答の解法を読み「どうやって解くんだろう」と考え勉強できるようになれば、必ず成績は上がります。
当たり前のことを、
本当にやろうとしているかは、テストをしてみるとすぐにわかります。
お子様の「宿題できた!」
「もう終わった」
「教えてもらってできるようになった。わかった」
なども全てそうです。
「確認(テスト)しないと、本当にできているかわかりません」
そして、その時できていても、
まだ先があり、
短期的な暗記力で乗り切っているだけで、実力がついていないかもしれません。先はまだまだ長いです。
しかし、まずは、
スピードをもって、テストに臨めたかどうか。そして(当たり前の事ですが)やり直しをちゃんとしたかどうかだと思います。「意識すること」「徹底すること」が、中3生はずば抜けて意識できていました。