中学受験 勉強の仕方 説明会・分析会

12/8中学受験コース説明会ありがとうございました。枚方市樟葉の進学塾学志館

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ご参加いただきありがとうございました。12/1の公立高校入試分析会と合わせまして、たくさんのご参加を頂きました。

さて、中学受験コースの説明会ですが、

偏差値65以上の生徒さんに育てる説明パートの仲家先生の説明は、「そんなことを言ってもうちの子には無理。。。」「そんな簡単に行かない」とお思いだと思います。(村山もそう思います。その理由は下記にて)

 

しかし、仲家先生の掲げる指導法は、偏差値65や70を越える生徒さんにとってはなくてはならない思考であり、それは理系が得意になる思考でもあります。(現にこのプロジェクトをスタートして2年で全員が偏差値65~70以上を算数で成し遂げています。)

 

こうした上位層の思考を目標としつつ、村山や宮城がフォローし、「答えを見たらわかる(中受ゼミGのベーシックプリント)」のわからない所をお子様と共に頑張って解いていきます。

仲家先生の説明は45分程度で、15分は僕がもらえるはずだったのですが、気が付けばお約束の時間の1時間。。。。駆け足で5分強だけ話をさせていただきましたが、

 

①文系科目の学習姿勢と理系科目の学習姿勢は違う

考え方が違うと言っていいかもしれません。村山はよく自塾による指導を「ピラミッドを作るように、広く強固な土台の上に知識は積みあがる」と言います。子供達にもコツコツと積み上げるような努力を課します。それは理社や国語の漢字、熟語、英単語、英熟語や公式、文法などは覚えておかなければ全く使うことができず、その量が膨大にあるため、どうしても文系科目は富士山の頂上を徒歩で目指すような努力が必要となります。

 

一方、理系の仲家先生は「できるだけ楽をすべき」と言います。

よく、ワープという言葉も使われますが、理系の先生たちの大部分は「本当に考えなければいけない事に頭を使うために、しなくてもいい努力は極力避け、その上で難問に全力を尽くす」というような表現をします。富士登山で言えば、富士山頂に最も速く到達する方法はヘリコプターなのであれば、それで一気に頂上を目指す(ワープする)という考え方です。効率的ですね。こうした思考が理系頭なのだと思います。

 

そして、僕はどちらも必要だと思っています。コツコツ努力ができない子は、ワープできるような理系思考が身についていたとしても、英語では苦労するでしょうし、一方英語が得意な子が理数で苦労する逆の場合もしかりです。どちらが良い悪いではなく、学習姿勢としてどちらも必要で、今のお子様がどの状態で、どちらをトレーニングすべきか?だと思います(学志館にお任せ下さい。こちらで判断し指導してまいります)

 

 

②理解は早い方が良い

この意見は村山、仲家先生共通の認識です。

わからない事を速く解決する思考を持つべきです。

考えることは大切ですし、時間があるのであればいいのですが、

・漢字など考えても仕方がない事を「考えています」という子供が本当にいます。

 

・前に進んでいる感じがなく「考えている」と言って、時間が過ぎているんだけど、どう見てもぼーっとしている。

 

こうした学習姿勢の場合に、「理解は早い方が良いから、1分考えてわからないのなら、それは考えているんじゃなくて悩んでいるだけ。最適解を教えてもらう(解答を見て確認しよう)」言います。そして「自分はどこを理解していなかった?それは問題文のどこを見れば気づける?違う問題形式でも解ける?」と問うてトレーニングすることが必要だと考えます。

 

ソフトバンクの孫さんも、「1分考えてわからない事に時間を使わないこと。時間のムダ」と言っているそうです。

 

生徒の中でも、先生と共にあーでもない、こうでもないと言いながら自分で考えて解ききる生徒さんがいます。前に進んでいたり、Aを試したり、Bで挑戦している姿が見えていれば、全然問題ないですし、それで解けた時の生徒さんの充実した顔と、本当に理解したんだなと思える笑顔は最高です。

 

でも、大部分の生徒さんは、そうした前向きな学びではなく、「時間を浪費している」と感じます。

 

であるなら、「巨人の肩に乗る(立つ)」という西洋の言葉の通りに、最適解を見てマスターすること、理解を速くすることに力点を置いてみてはどうでしょうか。

 

③わかっても「できるようにするには膨大な努力が必要」

今回説明会で使用した算数ベーシックのプリントの中の問題も、最適解の解説を読めば、わかる=理解は比較的簡単です。そして、この難問を一から自分の頭だけで考えていたら、何時間あっても時間が足りないと感じた方も多いのではないでしょうか。「できるようにするには、理解に要した時間のおよそ10倍以上のトレーニングが必要」と言われています。

 

わかった!が速くないと、それだけで疲れてしまい、できるようにする努力を行う学習体力が持たないのです。わかるのに1時間かかったとします。それをマスターするのに10時間。合計11時間を費やすと考えると、どう考えてもやる気がなくなります。。。。

 

ここが、「頭では分かっていてもできない」のとよく似ており、人間はもともとサボり癖があって、なかなか努力ができません。なので、「理解はできるだけ速い方が良い」と僕は思っています。

 

しかるべき時に、時間をかけて難問に挑戦する時期がやってきます。

それまでは、巨人の肩に乗って先人の知恵や知識の習得に励みましょう。村山はそれを「たくさんの武器を持つ」と表現します。

 

来たるべき敵(入試)と戦うためには、武器が必要です。

多ければ多いほど良く、効率的で性能の良い武器であればあるほど戦いは有利に進みます。

 

「あれ?この武器ってどうやって使うんやったっけ。。。。」これでは、討ち死に決定です。

 

「戦場に来たんですけど、竹やりしか持ってないんです。。。。」これも即アウト決定です。

 

その武器こそが、英語で言えば単語力などの語彙力などになりますし、理数系で言えば「様々な解き方を知っている」という事だと思います。そんな「戦える武器を手に入れる」ためにも、理解は速い方が良いという考えにご理解とご協力を賜りますと幸いです。

 

 

今までの関関同立の合格に強かった学志館の良さはそのままに、偏差値65以上の難関校に対する指導カリキュラムが充実し、盤石の体制となりました。

 

後は、粘り強く努力して、生徒さんと共に上に登っていくだけです。村山、宮城を中心に、学志館の講師全体で支えてまいります。よろしくお願いいたします。

 

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