生徒さんと話していて感じます。
「行きたい学校ではなく、行ける学校をさがしている」・・・・・。
確かに、受験まで後2か月など、時期的に考えて、今から頑張っても難しい志望校を掲げるというのは無理があると思いますが、1年前から、6か月前から「いや・・・」「無理っす・・・」「・・・・自信がないです」という生徒さんの、その後の未来は、正に「その通り」になっていきます。
では「口だけ番長」と言われるように、ただ目標だけ高く掲げ、何にもしないというのも考えものですが、村山が見ていて気になるのは「逃げている」心が見える場合です。
傷つきたいくないのもわかります。
大きなことを言って、成し遂げられなければ恥ずかしいのもわかります。
だから何も言わずに、黙々と、実は目を輝かせて勉強してくれていたりするとうれしいです。そんな子が確かにいます。
しかし、逃げていると、「下げればどこでも、行ける学校」はあるんです。下を見ればきりがない。だからこそ、出願の時期(入試約1ケ月前)ぐらいまでは、自分の可能性を信じて頑張ってもらいたいと思い、必死に励まします。それは、決してぎりぎりでも良いから学力を上げて、ランクの上の学校に合格してくれたら塾としてうれしいという事ではなく、「頑張った上で、余裕のある状態にして、進学してもらいたいと思っています。でも、出願の時期になって、1ランク下げて安全な学校を受験するのを決めるのも、本人さんと保護者様です」とお話ししています。でも、「頑張った先にある達成感を味わってほしいなあ」「無理だと思っていた未来が、変わる瞬間を味わってほしいなあ」
それはきっと、「やってやる!」と心に決める所から始まるのだと思います。頑張りましょう。