冬期講習前半戦頑張りました。
特に1月16日に入試本番を迎える、中学受験小6生の頑張りが凄かったです。今回の12/30~1/4までの年末年始休みにも、1日2校分の過去問題+αの課題が出ています。しっかりと仕上げ1月5日からの冬期講習後半戦に元気に参加してくださいね。
■圧倒的な量をこなすことができる事
我々学志館は、常に「実際にどれだけの勉強量を仕上げたか」をまず第一に見ています。
・過去結果を出してきた子供たちで「やらずにできるようになった子」を見たことがないからです。
・「ちょっとしかやらなくても結果を出している生徒が、真剣にもっとたくさん頑張って、更に成績を伸ばしている」姿をたくさん見てきたからです。
「うちの子、時間ばかりかかって、勉強時間は長いんですけど、結果が出ないんです」と言われた生徒さんを何人も見てきましたが、みんな学習時間自体が少なかったです。
はっきりと言っておきます。
結果を出している人は、「とんでもない量」「時間」を犠牲にしています。それは必ず目に見えます。
・この1時間に仕上げた物をもってきて見せなさい。
ちゃんと確認すれば、その子がどのぐらい勉強したか、簡単につかめます。その勉強量が圧倒的に「結果を出している人」は違います。
では、結果が出にくい人はどうすればいいのか?
・仕事だとどうでしょう
・スポーツならばどうでしょう
・楽器の演奏ならばどうでしょう
その全てに「正しい努力を人よりも長くたくさん続ける」以外に結果を出す方法を、僕は知りません。なので、塾生たちには、毎回のように話しています。
「同じ時間を使っても、結果を出す人間と、そうでない人間がいる。その違いは、ほんのちょっとの意識の差なんだと思うんだ。同じ授業の1時間を、ただ、ぼーっと聞いたものと、この1時間の間に10個覚えようとしたものと、20個解けるようにしたものとの差だと思うんだ。同じやるんなら、自信をもって、この時間にこれができるようになった!と言えるように頑張ろうよ!」と。
人は意外と覚えていません。
でも、みんな授業を聞いたり、勉強したり、セミナーに参加しています。その時間を勉強した時間だと勘違いしていますが、実際、
「じゃあ、この1時間で、どれだけできなかったことができるようになった?知らなかったことがわかった?」と問うてみると、普通の人でも数個出てきたらいいほうだと思います。
だから、毎回の授業で、子供たちに熱く「今覚えてしまおう!」「今、理解して、解けるようにしよう!」と鼓舞する講師がいなければ、時間ばかりがかかってしまうと僕は考えています。意識の差は、生徒の意識の差もありますが、指導する先生の意識の差でもあると思うのです。
その差は小さくとも、半年、1年経つうちに、とんでもない差となって現れます。それを、僕は、今年の小6生(中学受験クラス)で偏差値を20.6上げた生徒から学びました。
悪いのは生徒ではない。
その子にもできる勉強が必ずあり、そこから「正しい努力を、積み上げる」ことができれば、結果が出ると思うのです。
その生徒さんに、こんな話をしました。
「質を追い求めて、楽をしようとするんじゃなく、量をこなす中で、こんな無駄な事をしなくても結果が出せる!という方法を二人で見つけてみようよ。お母さんは、「どうして勉強しないの!」「どうして1度やったのに覚えていないの!」と怒るかもしれないけど、できないことが悪いんじゃなくて、それをそのままにしていることがダメだと思うんだ。先生と一緒に、どうやったら忘れなくなるか、どうやったら結果が残せるようになるか、一緒に頑張ってみようよ」
その後、努力を続け結果を出した彼女のセリフはこうでした。
「昔の私みたいに、勉強した気になってたらあかんで!ちゃんと書かな。ほんで、何回書いたかなんてどうでもいいし、自分で解けるようになるまで何回も頑張るんやで!(と弟君に説教していました)」
彼女は、最も大切な「正しい努力」を自ら体感し、それによって結果が出たことがうれしくてうれしくて仕方がない様子です。現在も、「同じ勉強するんなら、結果が出る方法で私はやる!」と宣言するまでになってくれました。うれしい限りです。
小6生の次には、中3生の受験が控えています。
中3生も是非、結果を出す勉強法を、学志館で学んでほしいですね。そのために、先生たちがサポートします。1月5日から講習会が再開されます。頑張ろうね。