2025年英検の申し込みがスタートしております(〆切が5/1です)。
・学志館は準会場指定されておりますので、2級までの受験が可能です。
・下記のページから詳細のご確認をお願いいたします。
さて、今回は、物ごとの2面性のお話です。
子ども達にも、国語のトレーニングとして、
「言われていることをそのまま鵜吞みにせずに、その言葉の裏の意味を読み取り、自分にとってどちらが正しい、合っているのかを考える事」
としています。
太陽が良くて、月が悪いわけではありません。
物事には必ず2面性があり、
太陽の温かく明るいという良い面は、
暑すぎて、明るすぎて悪い面も持ち合わせています。
面接試験で「君の短所は?」と質問され、
短所である「何をするにもゆっくりで、時間がかかる事です」で終わらせない事です。
ゆっくりで、時間がかかる=短所は、見方を変えれば、
丁寧で、時間をかけてじっくり物事に取り組む性格=長所であるともいえます。
そんな指導を心掛けていると、
英検準2級プラスの掲示を見て、中学生の生徒がこんなことを言いました。
「2級に合格できない人のためを思って、準2級プラスというのを作っている、とても良い事をしているように見せて、実は受験回数を増やして、儲けようとしているのではないか」
なかなか鋭い。。。。。
凄いな君。
でもね、そんな2面性の、
悪い面を見て批判ばかりする人間よりも、良い面だととらえて、乗っかっておいた方が運が良くなるんだよ。
或いは、
そう思うのであれば、
「俺、準2級合格していて、2級目指しているけど、プラスは受験しない!一気に2級合格を目指す!」
と言って、頑張るような建設的な考え方の方が良いよね。
優しい=ゆるい
厳しい=しっかりしている
楽しい=ずるずる
など、良い面や悪い面は、その人のとらえ方の問題であり、
教育現場でもたびたび問題になります。
・子供を叱らないこと
・子供を厳しくしつけること
度を越してはいけませんが、どちらも、その時、子供の様子や学習姿勢、レベルに応じて変えていかないといけない問題です。
学志館も、僕は厳しく=これがないと補習塾となり、ずるずるの塾になります。
妻の宮城は優しく=これがないと、厳しさだけの塾では「質問しずらい」となります。
一方で、お褒めを頂きますが、
一方(2面性の悪い面として)、厳しすぎます、優しすぎますとご意見を頂きます。
改善を試み調整して参りますが、
そう言われてしまう事は、仕方がないことで、そこで、
村山先生に相談してみよう。
宮城先生に相談してみよう。
とならなければ、信頼関係が出来ておらず、学志館に通う意味がないのではないかな?と僕は思っています。
頑張って、面談等でご説明させていただいたり、宮城はお子様とのかかわりの中で、指導をしてまいりますね。
我々は、
「完璧に仕事ができている」などと考えていませんが、プロである限り、それを目指して頑張っております。
しかしながら、
全員を合格させられない場合もあれば、講師によっては「厳しくできない」「優しくしすぎることができない」者もおり、それはそれで、その人の良い面、悪い面でもあるのです。
(研修等を行っておりますが、太陽が月になれないように、厳しい人は厳しいことが良いのであって、「優しくしてやってください」となると、ある程度の調整はできても、無理が生じてダメになるケースが多いように感じます)
↑上記のようなことを、大企業だと「お客様の言う事は全て聞く事!」となるのかもしれませんが、
僕は、(先生には)「得意な事で、子供たちを引っ張ってあげてください。全て完璧な人などいません。「全てできる」=平均的で何もできない人だと僕は思っています。毒にも薬にもならないような人ではなく、できれば薬(楽しく明るくそしてピシッと規律ある指導)に、なれないのならば毒(実は医療の現場でも毒も使い道があります)(質問がしずらくなったっとしても、静かにさせる厳しさが優先です)になってください」と言っていますし、
(生徒たちには)「不得意(悪い面)が得意を越えて長所になった所を見たことがありません。不得意をやらなくていいという事ではありませんが、まずは得意を突き抜けて磨こうよ」と話しています。
そんな学志館なので、
大手塾にはない物がありますが、
大手塾にあるものが、学志館にはない場合も多いです。(それを、全て学志館で!となると、学志館の良さが失われると僕は思っています)
ご理解を賜り、
良いご縁が続きます事を願っております。
そして、とても感謝しております。
たくさんの生徒さんが通って下さり、多くの生徒さんが合格を勝ち取り、今春も旅立っていかれました。
次に、精いっぱい努力して「不合格だった」人が、合格は勝ちえませんでしたが、以前では持ち合わせていなかった何かを得たと思っています。
(そして、だらだらと、大した努力もせずに適当に過ごした人が一番ダメだと思っています。そうした子供が一人でも減るように指導を強化して参りたいと思っております)
今年度も、新中1生、新小4中学受験生共に、たくさんの生徒さんが学志館でスタートを切って下さり、「厳しい村山と、優しい宮城+各講師の指導」に期待していただいているのだと、身が引き締まる思いでございます。
そんな、たくさんのありがとうございますを頂きながらも、
完璧ではないゆえに、
不合格者を出すこととなり、厳しいお叱りの言葉を頂きました。誠に申し訳ございません。
しかしながら、前を向いて、今通って下さっているたくさんの生徒さんの期待にそうよう、頑張る事しか、我々にはできません。頑張って参ります。
そして、お子様の未来が変わる事を願って、今日も、明日も、村山と宮城は、食事の時にも「〇〇君(さん)が。。。」と話し、月曜日の休みの日にお出かけしていても「あのシステムって、こうならないかな」など、日々、学志館の生徒のために、生きていると思います。頑張ります。
いえ、
頑張らなくとも、上記のようなことが出来るようになりました。
我々、夫婦は、子供たちが大好きなんだと思います。天職でありますこと、本当に感謝でございます。