最初に、今一度、下記2点ご確認よろしくお願いいたします。
成績が上がらないお子様、ご家庭の多くの失敗パターンが、こちら2点です。
■そんなに簡単に成績は上がらない。
今までお子様が習慣として続け手に入れた「今の実力」の一歩上、二歩上に進むという事は、その上位の実力者同様の、意識、学習姿勢、スピード、量、等々を身につけるということです。一時的に「その範囲の偏差値が上がった」という事があっても、そうそう簡単に、(本当の実力である)成績は上がりません。ぐーーーんと、後で伸びてきます。そしてまた、次のランクに上がろうとするとずーーーーと成績の上がらない冬の時期が、またやって来ます。
そうです。その上位レベルの習慣が、息を吸うように自然に、当たり前にできるようにならないと、そのレベルには達しないという事です。
その事を、頭では理解できていても、結果が出ない日々が続くと、
あるいは、お子様が自信を無くして、「僕(私)もうだめ」となります。
五感動↓が意識できていません。
まだ、結果が出ていないだけです。
隣の〇〇ちゃんは半年で結果が出たのかもしれません。我が子は、一年たっても変わらないのかもしれません。しかし、それでも、
・正しい努力の道を貫く(貫道)
・勧め導く(勧導)=目標や夢を持ち、そこへ心を導いていく。
・果敢に動く(敢動)=学習の見える化を頑張る。ぼーっとして、時間を無駄にして、何も仕上がってこないのはやっていない。
・歓ぶ童(歓童)=笑顔である事。我慢も努力も必要で、きれいごとだけを言ってはいられないけど、それでも「笑顔」。
・感動=感じて動く。それは、先読みする力。
勉強(仕事)が苦手な子は、後手で行動します。ミスや失敗の後、「ご免なさい」「もうしません」と後で謝ったり、間違い直し(クレーム処理)をしているだけです。←それはそれで、失敗したからには反省し、次にいかさないといけない事です。
しかし、成功する人、学びを結果に変える人は、
「先手で(感じて)動きます」
「なぜ間違った?どこに気づいていなかった?それに気づいたとしたら、次はどうしたらいい?」
など、先手で物事を考えます。
そして、
「二度と同じ失敗をしないでおこう」と考えます。
それでも人は、同じ失敗をします。
何度もします。しかし、意識の問題です。
上記のように考え、それでも失敗したのと、全く考えず「失敗しても気にしていない」のは雲泥の差です。
僕は、五感動が未来を変えると本気で思っています。
失敗が多い人、努力しているのに報われないことが多い人、結果が出ていない人を見るたび、「ああ、五感動の内一つ二つでも意識できていたら、こんな事にはならないのに。。。」とよく感じます。
もちろん、変な宗教のように「五感動が全てだ!信じる者は救われる」などというつもりはありません。
でも、今まで数千人単位で見てきた生徒たちの結果、その後の人生を見ていても、やっぱり、「みんな同じような時間頑張っているし、結果が出ていない人の性格が悪いだの、何かが間違っているなどという事は、まあ無いんです。どころか、すさまじい能力を持っているのに、五感動が意識できていない子は、”高校生になるとただの人”と言われるように輝きを失います。ほんのちょっとの意識の差。そこが意識できていないだけで半年、一年、大人になると三年五年たった時に、雲泥の差になっています」
僕も指導頑張って参ります。
ご家庭でも、どれか一つでもいいので、少しずつマスターしていただけますよう、ご協力をお願いいたします。
その時の合言葉は、
「決して、お子様を叱り飛ばすだけで終わらない事です。叱ってもいいし、注意も必要。しかし、その先に”あなたは変われる。結果に変えるために、こう頑張ってみよう”という並走感がないと、子供の心は潰れます。もしかすると、高校生になっても解決されない問題(スピードがない、ミスが直らない、すぐにくじけてしまうなど)かもしれません。(それは、それで、代えがたいその子が持っている特性なのかもしれません。良い特性か、悪い特性かは、後になってみないとわかりません)
でも、決して諦めないこと。
お父様、お母様が諦めたら、それこそ、お子様は”どうしていいのかわからず困っている”のです。どうにもならなくなります。最後の最後まで、味方でいてあげてください。未来を変えてあげる協力者は、お父様、お母様をおいて他にはいません(塾では、村山、宮城、その他学志館の講師が支えてまいります)。
そして、高校生や大学生になって大人になると、親の言う事など、ほぼ聞きません。
聞いたとしても、その時ぐらいまでに「コツコツ努力する事の大切さ」や「それによって、未来を良い方向に変えていくことができる」という事が身についていないと、
「僕、私は何をやっても成功できない。無駄だ。無理だ。。。」になってしまいます。
そんな子に育ててはいけない。
未来は、そうそう明るくも、楽しい事ばかりでもないけど、
「変えられる」と思えなければ地獄だと、僕は思っています。
(人生の多くは、自分では変えられない「他人による影響」が大きくなります。その点、勉強や受験というのは、他者=ライバルによる影響があると言えばありますが、会社内、家庭を持ってから、子供ができてからの人生設計、老後の計画など、自身以外の取り巻く環境や、他者による影響が比ではありません。なので、勉強ぐらい「未来変えてやる」という思いで挑戦していただきたい。そして変えた成功体験を積んでいただきたいと思い指導しております)
いえ、変わらなかったとしても、それを楽しみ、夢見て努力を続けられれば、前向きには何とか生きていける。僕は、そうして生きてきました。
下記は、本日、僕から学志館の全講師に送った連絡です。
学志館も頑張ってまいります。ご家庭でも、「正しい努力の道を貫かせる(貫道)」をよろしくお願い申し上げます。
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中学受験:夏期小テスト(確認テスト)
★最終的に、「お子さんはこんなに頑張っていますよ(確認テストの再テストで合格しているなど)」とするためにやっています★
・それはもちろん、その子の自信にもつながります。
・いくらテキストを埋めても、それが何につながってるのかが実感できなければ、心が折れます。
・先生の指導の下、頑張ったら結果が出る(確認テストという小さな範囲)→それでも、公開模試ではきっとボロボロという子もいるだろう。それを飲み込んで前に進むためにも、小さな成功(確認テストの合格)が必要だと考える。
・テキストも仕上がり、確認テストの成績も良い子には、さらに上のレベルの課題をここからでも頑張らせ公開模試の準備を頑張らせる。(夏の終わりは9/7です)
確認テストのような小さな範囲だと、
前回より平均点が上がる。
段々できるようになってきたと感じることができる。(小さなことも成しえない者は、大きなことも成しえない)
ただ授業をし、
生徒を責めるだけでは、成績は上がらない。
一方で、
ただ褒めて、
優しいでけで、見殺しにしているようでは成績は上がらない。
勧め、導く=勧導(かんどう)は、僕が唱えている五感動の一つです。
先生側の勧導は当たり前ですが、
生徒自らが、自分の人生を勧め導けるようにならなければ、本当の意味での成功はないと、僕は思っています。
よろしくお願いいたします。
子供たちは、まだ、何者にでもなれる。
それは、良き指導者と巡りあえるかで変わる。
正しい努力の道を貫く(五感動の一つ「貫道」を意識する)事ができるかどうかにかかっていると思います。
そして、それは、
ただ時間をかければいい=時間ばかりかかって、進まないということを良しとしない事です。
そのためには、時間、期限を決めて「その結果を見る」→問題点を確認、修正→次の課題(同じ課題のやり直し、再テスト)に取り組むことです。